1.6月30日夜、英内務省は、英国の脅威度を上から2番目のsevere(深刻)から最高度のcritical(危機)に引き上げました。
2.また、同午後8時45分頃、緊急事態対処会議(COBRA)終了後、ブラウン英首相がテレビカメラの前において概要以下の声明を出しました。
(1)まず、昨日のロンドンにおける事件、そして本日のグラスゴー空港における攻撃(以下3.参照)に対し、献身的な努力を続けているすべての治安機関に感謝を述べたい。
(2)政府の第一の責任は、すべての英国民の安全を確保することである。したがって、脅威が高まっている点を考慮して、空港や混雑した場所における保安レベルを上げることは正しい判断である。
(3)すべての英国民に対し、警戒を怠らないようにお願いしたい。
(4)2台目の車両爆弾が発見されたことは、ロンドン市民が警戒を怠ってはならないとの事実を更に強化するものである。
3.英内相声明によれば、上記脅威度の引き上げは、29日2台の駐車車両から爆発物が発見されたこと及び30日午後スコットランドのグラスゴー国際空港の到着ターミナル・ビル入り口に2名が乗ったSUV車両1台が突入し、炎上する事件が発生したこと等を受けたものです。
なお、地元警察の発表によれば、グラスゴーにおける事件はテロ事件として扱われております。同車両には可燃性の液体が積み込まれていたと見られ、29日にロンドンで爆発物を積んだ車両が発見された事件と類似性があり関連性があると見られています。乗っていた2名は警察に取り押さえられ連行されました。また、この事件のため、グラスゴー空港にいた乗客等は避難し、同空港は閉鎖されフライトの発着は午後12時現在中止されております。
4.これら事件の背景等は依然としてつまびらかになっておりませんが、引き続きテレビやラジオのニュース等で最新の情報を入手する等ご注意下さい。特にテロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、テロの標的となる可能性がある場所にはできる限り近づかない、とりわけ空港や大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に特段の注意を払うなど、安全確保に十分注意を払ってください。
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