セミナー『大学が如何に産業イノベーション創出に貢献するか:日英大学の事例から学ぶ』の開催

 

 

 

2009年5月11日

ブライトン大学クランプトン学長挨拶



東京農工大学小畑学長

5月11日、当館において、東京農工大学と英国・ブライトン大学主催によるセミナー『大学が如何に産業イノベーション創出に貢献するか:日英大学の事例から学ぶ』を開催しました(ジャパン・ソサイエティ共催。日本学術振興会ロンドン研究連絡センター、JETROロンドン、科学技術振興機構、当館が後援)。

両大学は、2002年に日英政府間で合意された「日英高等教育に関する協力プログラム」の下で着実に交流を深めており、2007年1月両国首脳会談の共同声明において合意された「科学・技術・イノベーション分野における協力」を促進する取り組みの一環として、2007年にセミナーを開催して以降、当地あるいは我が国において毎年産学連携に係るセミナーを開催しているものです。

両国間の国際産学連携の促進を図ることを目的とし、本セミナーでは両大学における産学連携の実例も交えつつ、日英両国の産学連携の現状やイノベーション創出のための大学の役割について情報共有や意見交換を行いました。本セミナーには、両国大学関係者の他、イノベーション・大学・技能省(DIUS(当時)。現在のビジネス・イノベーション・技能省(BIS))、イングランド高等教育助成会議(HEFCE)、王立協会(The Royal Society)、研究会議(Research Council)など日英の政府・公的機関、日英の民間企業などから約90名の参加がありました。また、セミナー後のレセプションでは、日本人を含むブライトン大学オーケストラ一団による演奏もなされ、参加者同士が、和やかに歓談しつつ産学連携に欠かせないネットワークの拡大に努められていました。

(参考)

両校の交流は、日英両国の政府間合意に基づく「日英高等教育に関する協力プログラム」の一環として行われた2005年1月のスタディ・ビジット参加を機にスタートし、2006年1月、大学間学術交流協定が締結されました。さらに、2006年11月、両校の地域・産業

界との連携における国際戦略が一致したことから、国際産学連携協定が締結されました。

両校の国際産学連携協定の特色の1つは、双方大学が、相手大学や相手大学が関係する中小企業の事業展開及び研究アイディアの発展を、自国において支援するというものです。両大学間の連携は、大陸をまたがる巨大な海外市場において、それぞれが関係する中小企業が成長するのを支援するというものであり、新技術の市場進出への道筋を提供するとともに、新産業創出における大学-産業間のインタフェースのさらなる開発に通じるという他に類を見ないユニークなものです。

 

 

セミナー風景


 

ブライトン大学モンク副学長