長嶺安政駐英日本国大使からのメッセージ(その1)

2020/3/25
英国在留邦人及び日本から英国へ旅行中の皆様
 
駐英日本大使の長嶺安政です。今、世界は新型コロナウイルスの脅威から人類を守る戦いの真只中にあります。英国は今や欧州でも最も死亡者の多い国の一つになってきました。英国政府は次々と新しい対応策を打ち出しています。皆様の英国での毎日も大きく影響を受けており、不自由を実感しておられると思います。
 
さて、このような時に大事なことは正しい情報に基づいた判断を行っていただくことと思います。その際の参考にして頂くために日本外務省及び当大使館からは、領事メールやたびレジ情報を発信しております。是非参照してください。(未登録の方はこの機会に在留届・たびレジに是非ご登録ください。なお、これら情報は大使館HPの「新型コロナウィルス関連情報」にも掲載されています。
 
日本外務省は、英国を感染症危険情報2に指定しています。即ち、英国への不要不急の渡航は見合わせて下さいという呼びかけです。他方、欧州のほとんどの国は同危険情報3に指定されており、これらの地域への渡航は中止してくださいという強い呼びかけになっています。
 
英国政府の取っている措置は、毎日厳しい方向に変わっていますので、特段の注意が必要です。3月25日現在、自宅待機を原則に、外出が可能なのは、医療目的、最小限の食糧の買い出し、1日1回の運動、どうしても必要な出勤に限っています。また、症状が出たときの対応、症状が出た人の同一居住者の対応等を決めています。皆様におかれては、これらの措置に文字通り従っておられると思いますが、引き続きの励行を私からもお願いいたします。
 
また、英国に旅行目的で滞在されている方々については、上記の英国の措置に留意して頂き、日本への帰国のために必要な情報に注意してください。宿泊施設(ホテル、B&B等)も閉鎖の対象となっています。ロンドンから日本への直行便は減便されており、欧州大陸からの直行便の中には運航中止になっているものもありますので運航状況に注意願います。また、英国からの帰国の際は、検疫所長の指定する場所(自宅等)での2週間の待機と公共交通機関を使わないことが要請されていますので、この点にも留意をお願いします。
 
このような中で、日本国大使館としては、皆様にとって有用な情報を適時に提供し、領事事務を遂行すべく努めております。ただ、英国の状況を受けて、大使館員への感染を防護することも念頭に置いた対応も余儀なくされておりますことにご理解を賜りたいと存じます。私をはじめ大使館として引き続き的確な情報を適時に発信して参ります。

皆様の安全とご健康を祈念致します。