英国安全対策情報(2021年1月~3月期)

2021/4/23

1.一般犯罪における日本人の被害状況(2021年1月~3月に当館で認知したもの)

被害総計 17件
  • 窃盗    4件
  • 詐欺    12件
  • 傷害・暴行 1件
   
上記事案の具体的内容は以下のとおりです。
(1)窃盗
  • 揺れる地下鉄車両内でスーツケースに気をとられていたところ,そばに置いていたリュックサックを盗まれた。
  • ATM(現金自動預払機)で現金の引き出し操作をしている途中で,突然見知らぬ男が機械のキャンセルボタンを押し,出てきたカードを抜き取り立ち去った。直後,見知らぬ女が近寄ってきて「今警察に連絡をした。警察の到着まで待たなければいけない」と伝えてきたため,カードを停止するための手続きが遅れた。その間に,現金600ポンドが不正に引き出されていた。
(2)傷害・暴行
  • ロンドン中心部で,ランニング中の男にすれ違い際に無言で腹部を殴られた。
 
(3) 詐欺(未遂を含みます)
  • 警察を名乗る男から「あなたの国民保険番号(National Insurance Number)と氏名が不正に利用されているので捜査している」という電話があり,聞かれるままに氏名・旅券番号を先方に伝えた。銀行口座の詳細を質問された時点で詐欺だと気付き,電話を切った。
  • 本邦在住の邦人が,SNSで知り合った米軍兵士より,純金40グラムが入った荷物を送ると言われたので了承した。その後関税の名目の支払い請求が来たため,英国にある宅配会社に1千万円以上を送金した。
  • 本邦在住の邦人が,英国の投資会社から2千万ドルの借り入れをするにあたり,税務処理のため英国歳入税関庁(HM Revenue and Customs)に5千ポンド支払うよう請求が来た。当館より詐欺の可能性が高いことを指摘し,支払いはしなかった。
  • パディントン駅付近で見知らぬ男に話しかけられ対応しているところに,警官と称する2人組の男が麻薬捜査をしているとして近寄り,旅券と財布を提示するよう求めてきた。財布の中に現金とカードが入っていない状況であったため,金銭的な被害はなかった。

2.テロ関連

(1)英国に対するテロの脅威度
英国政府が定めた英国内におけるテロの脅威度は,2021年2月4日に5段階の上から2番目の「Severe(深刻)」から3番目の「Substantial(相当)」に引き下げられました。

(2)北アイルランド関連テロの脅威度
北アイルランドにおける北アイルランド関連テロの脅威度は,5段階の上から2番目の「Severe(深刻)」となっています。

(3)日本人・日本権益に対する脅威
日本人及び日本権益に対するテロ事件は発生していません。

3.邦人安全対策のためにとられている具体的措置

〇当館ホームページ及び領事メールによる情報提供
新型コロナウイルス関連情報(2020年1月31日以降,2021年1月~3月期も継続)
英国におけるテロの脅威評価レベルの引き下げ(2月10日)
 
【過去の情報】
2020年