英国安全対策情報 (2019年10月~12月期)

2020/1/22

1. 一般犯罪における日本人の被害状況 (2019年10月~12月に当館で認知したもの)

被害総計   114件

  • 窃盗      90件 
  • 詐欺      17件
  • 強盗・強奪   4件
  • 脅迫・恐喝   2件
  • その他     1件

上記事案の具体的内容は以下のとおりです。

(1)置き引き
  • 靴屋で試着のため着席したところ,隣に置いていた鞄を盗まれた。

(2)スリ
  •  ピカデリーサーカス駅で,スーツケースを持って階段を上がるため肩掛け鞄を後ろにまわした際,鞄から貴重品を盗まれた。

(3)車上狙い
  •  ナイツブリッジ駅付近の駐車場に停めていた車の窓ガラスが割られ,座席に置いていた鞄が盗まれた。

(4)強奪
  •  帰宅途中,覆面を被った若い4人組の男に取り囲まれ現金(60ポンド)を奪われた。 
  • ロンドン北西部のクイーンズパークを歩いていたところ,3人組の中学生(制服着用)から暴行を受けヘッドフォンを奪われた。

(5) 偽警官事犯
  •  ロンドンブリッジ駅付近で,自称イタリア人男性に話しかけられ対応しているところへ,警官を名乗る男性2人組が麻薬捜査をしているとして財布の提示を求めてきた。また,クレジットカードの暗証番号も入力させられた。後刻,返還された財布の中身を確認すると,カードが抜き取られており, 約28万円が不正に引き出されていた。

(6)詐欺
  •  オンラインで知り合ったトルコ在住の男性からお金を貸してほしいと言われ,送金した。しかし,貸したお金はいっこうに返金がなされず,また,同男性が何かと理由をつけて会うことを拒んだため,ロマンス詐欺だと気がついた。
  • オンラインで見つけた住居について,デポジット及び1か月分の家賃(1900ポンド)を大家に支払ったところ,大家と連絡がとれなくなった。
  • 約10年前にナイジェリアに投資した1億円が10億円を超す金額に膨れ上がった。そのお金を回収したい旨投資運用担当者に伝えたところ,高額であるため分散して送る必要があり,送金の都度送金手数料50万円を要求され支払った。その後も日本の口座にはいっこうに金額が振り込まれず,担当者とも連絡がとれなくなった。

(7)恐喝
  •  見知らぬ男に道を尋ねられ対応したところ,お礼がしたいとして車の中に乗せられた。車中で金銭を要求されたが,現金を持っていなかったため,車でATMまで連れていかれ,現金の引き出しを強要された。


2. テロ関連

(1)英国に対するテロの脅威度
英国政府が定めた英国内におけるテロの脅威度は,5段階の上から3番目の「Substantial (相当)」となっています。

(2)北アイルランド関連テロの脅威度
北アイルランドにおける北アイルランド関連テロの脅威度は,5段階の上から2番目の「Severe(深刻)」となっています。

(3)日本人・日本権益に対する脅威
日本人及び日本権益に対するテロ事件は発生していません。

3. 邦人安全対策のためにとられている具体的措置

〇当館ホームページ及び領事メールによる情報提供

  •  イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」に伴う注意喚起(10月01日)
  •  海外における麻しん(はしか)・風しんに関する注意喚起(その3)(11月28日)
  •  ロンドンブリッジ付近における刺傷事案に伴う注意喚起について(11月29日)



【過去の情報】
2019年
第1四半期
第2四半期