大使

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鶴岡 公二
(つるおか こうじ)

大使からのご挨拶

6月6日,駐英国日本国大使としてロンドンに赴任しました。
外交官として仕事をする中で,英国の外交官とは議論をし,協力をし,意見交換を行う機会に恵まれました。大使として英国において活動できることを大変嬉しく思います。私は米国で外交官としての仕事を始め,その後国連等のマルチの場で仕事をすることが多く,直近ではTPP交渉に関わっておりました。

日英両国は150年以上続く友好な関係を有しています。20世紀半ばには両国関係が難しい時期もありましたが,日英は民主主義の重要性,法の支配,人権を尊重し,自由で透明な市場等の基本的価値等を共有しています。日英の強固な経済関係と日本企業による英国への積極的な投資も二国間関係において重要であり,日本企業は英国内で14万人の雇用を生み出し,両国の関係を支えています。日英両国は,商業や投資のみならず,カウンターテロリズム,気候変動,地域における問題や防衛・安全保障協力にも力を合わせて取り組んでいます。

政治,経済,文化といったあらゆる分野における日英両国のつながりを,未来の世代のために一層強化することが駐英国大使としての役目であると考えております。また,来年開館予定であるジャパン・ハウスでの活動を通じて,日本のソフト・パワーを英国の方々に紹介していくことにも取組みたいと考えています。ジャパン・ハウスでは,日本の伝統文化から現代文化まで幅広く取り上げ,当地の日本関係団体と更に協力していきたく思います。日本はまた,2019年にラグビー・ワールドカップを開催予定であり,2020年には東京オリンピック・パラリンピックが予定されており,より多くの人々が日本に関心を持つようになることを期待いたしております。当館は,在留邦人の方々,日本に関心を有する英国の方々のために,日本についての発信や交流を通じて貢献していきたいと考えております。引き続き,在留邦人の方々への支援やサービスの提供にも努め,更なる日英関係の強化につながるよう取り組んでまいります。皆様に御理解と御支援をお願い申し上げ,着任の御挨拶とさせていただきます。