英国安全対策情報(2022年4月~6月期)
令和4年7月1日
1. 日本人の一般犯罪被害状況(2022年4月~6月に当館で認知したもの)
被害総計 22件
- 窃盗 15件
- 詐欺 5件
- 脅迫 1件
- その他 1件
上記事案の具体的内容は以下のとおりです。
窃盗
- リバプールのホテルで、外出中に部屋のドアを壊して何者かが侵入し、旅券等が入った鞄を盗まれた。
- ロンドン市内(セントパンクラス)のレストランで飲食中に、足元に置いていた鞄を盗まれた。
詐欺
- SNSで知り合った英国人男性からプロポーズされた。その後、その男性から英国の配偶者ビザを申請する手続き費用を請求され、約150万円を支払った。
- 携帯電話に、「新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者になったので、検査キットを申し込むように」という通知がNHSより届いたため、指示に従ってカード情報を入力した。その後、検査キットは届かず、カードの不正使用が続いているので、詐欺だと気が付いた。
恐喝
- オンラインで知り合った女性より「会話中の卑猥な動画を録画した。500ポンド支払わなければこの動画を拡散する」と脅され500ポンドを支払った。
その他
- 夜中に自宅ドアを激しく叩く音がして、そのあと、ドアをこじあけようとする音が聞こえた。そのまま応答せずにいると、その人物は立ち去った。
2.テロ関連
(1)英国に対するテロの脅威度英国政府が定めた英国内におけるテロの脅威度は、 5段階の上から3番目のSUBSTANTIAL(相当:テロ攻撃が発生する可能性が高い)です。
(2)北アイルランド関連テロの脅威度
北アイルランドにおける北アイルランド関連テロの脅威度は、5段階の上から3番目のSUBSTANTIAL(相当:テロ攻撃が発生する可能性が高い)です。
(3)日本人・日本権益に対する脅威
日本人及び日本権益に対するテロ事件は発生していません。