宗教関連イベント期間等におけるテロに関する注意喚起
令和8年4月1日
【ポイント】
- 宗教に関連した祝祭日やイベントでは、人の集まりや移動が増えるため、テロの標的とされる可能性が高まります。特に現在、中東情勢の悪化を受け、中東地域以外でも不測の事態が発生する可能性は排除されません。
- 4月1日(水)から約1週間、ユダヤ教の過越祭(ペサハ)が予定されているほか、4月5日(日)にはキリスト教の復活祭(イースター)が予定されています。
- 常に最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってください。
【本文】
1.宗教に関連した祝祭日やイベントは、人の集まりや移動が増えるため、テロの標的とされる可能性が高まります。特に現在、中東情勢の悪化を受け、中東地域以外でも不測の事態が発生する可能性は排除されません。2.近年、警備や監視が手薄で、一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが発生していますが、これらは組織とのつながりが薄い単独犯による場合が多く、事前の取締りが難しいため、今後も継続することが懸念されます。
3.4月1日(水)から約1週間、ユダヤ教の過越祭(ペサハ)が予定されているほか、4 月5日(日)には、キリスト教の復活祭(イースター)が予定されています。
4.テロの被害に遭う可能性を減らすため、以下の対策をお願いいたします。
(1)次の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識しておく。
観光施設、観光地周辺の道路、祝祭日、イベント等の会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関、宗教関連施設等人が多く集まる施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関連施設)等。
(2)上記(1)の場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意の気持ちを持ち、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
(3)もし、現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
(4)以下の事態に対しての留意事項も参考にしてください。
【車両突入の場合】
- ガードレールや街灯などの遮へい物が無い歩道などでは危険が増すことを認識する。
- 会場には時間より早めに入る、終了後はある程度時間を置いてから退出するなど、人混みを避けるよう努める。
- セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居したりせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
- 不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
- パニック状態となった群衆の中で負傷するおそれがあるため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つようにできる限り努める。
- 直ちにその場に伏せる。
- 周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、銃弾等を防げる遮蔽物を活用し、 低い姿勢を保ったまま速やかに安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到す ると雑踏事故などの二次的な被害に遭うこともあり、十分注意する。
- 爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。
- 犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
5.万が一被害に遭った場合や邦人の被害を認知した場合は、警察(999番)に通報し対応を依頼するとともに、当館までご一報ください。
6.テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1) パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策 Q&A」
(2) ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(3)外務省広域情報
ア 中東情勢の緊迫化に伴う注意喚起(本年3月23日付)
イ テロ等に関する注意喚起(本年2月13日付)