日英法律家交流レセプション2022の開催について

令和4年11月16日

11月16日、在英国日本国大使館において、林肇駐英国日本国大使夫妻は、英日法律協会との共催で、日英法律家交流レセプション2022を開催しました。

日英法律家交流レセプションは、日英法律家の相互理解と交流を促進する目的で開催されて来ましたが、新型コロナウイルスの影響により、前回から約3年ぶりの開催となりました。

林大使は、冒頭のスピーチにおいて、各出席者の司法分野における日英の関係強化への協力に感謝を伝えるとともに、様々な分野の日英の法律家が交流を深め、相互理解を促進することで、昨今の法の支配や民主主義、基本的人権という基本的価値に対する脅威に更に対応していくことが必要であり、今後も司法分野における日英の関係強化・相互理解の促進への努力を継続していく旨述べました。

中島千鶴及びスコット・ホプキンズ英日法律協会共同代表は、在英日本大使館の活動への感謝や、英国の法曹界が日本の法律家や学者達を様々な分野で受けて入れてくれていることへの感謝を述べるとともに、今後も日英の法律家の交流を促進するため活動していきたい旨述べました。

本年春の外国人叙勲において、旭日重光章を受章したアーデン元最高裁判事は、日英が司法分野における基本的価値を共有していること、司法分野における更なる相互理解の促進をし、協力して法の支配・国際的秩序の達成に取り組むことが重要である旨述べました。

本レセプションには、多くの高位裁判官、検察官、法律家、上院議員、高官を含む英国政府関係者、大学関係者に加え、英国に在住又は滞在している日本人裁判官、検察官、弁護士等、合計約150名が参加しました。

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