林大使による「漁船の安全のためのケープタウン協定」の加入書の寄託

令和5年3月27日


3月27日、林肇駐英国日本国大使は、ロンドンの国際海事機関(IMO)において、日本国政府を代表して、「千九百七十七年の漁船の安全のためのトレモリノス国際条約に関する千九百九十三年のトレモリノス議定書の規定の実施に関する二千十二年のケープタウン協定」(略称:漁船の安全のためのケープタウン協定)の加入書をキータック・リムIMO事務局長に寄託しました。寄託にあたり、林大使より、本協定の早期発効に期待したい旨を述べたところ、リム事務局長より、多くの漁船を有する日本によるケープタウン協定への加入は同協定の発効に向けた重要な一歩であり、日本の加入を歓迎する旨を述べました。

この協定は、漁船の安全のための国際的な規則を定めるため、未発効である「千九百七十七年の漁船の安全のためのトレモリノス国際条約に関する千九百九十三年のトレモリノス議定書」の規定の修正、実施等について定めるものです。 
  
我が国がこの協定に加入することは、我が国を含む各国の漁船の安全性の向上に資するのみならず、この分野における国際協力の推進の見地からも有意義であると考えられます。

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