日英金融関係者レセプションの開催について

令和5年5月23日
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5月23日、林肇駐英国日本国大使夫妻の主催により、「日英金融関係者レセプション」を在英国日本国大使館において開催しました。

「日英金融関係者レセプション」は、金融分野において、日英間のより一層の協力関係強化の気運が高まっていることを背景に、官民問わず様々な金融関係者の交流を促進する目的で、この度初めて開催しました。

林大使は、冒頭挨拶において、G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議やG7各国の首脳がこれまで以上に結束を固めることとなったG7広島サミットが閉幕したことに触れ、そうした節目に、多くの金融関係者から本レセプションへの出席を得られたことに感謝するとともに、日英間の金融サービスに関する経済的な繋がりや、様々なレベルにおける協力関係等を引き合いに、両国間の関係が強まっている旨、また、日英間の金融分野における関係をより深めることで両国のビジネス関係の更なる発展に繋げていきたい旨述べました。

ニコラス・ライオンズ・ロードメイヤーは、日本が英国にとって良き友であり、貿易において重要なパートナーである旨、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーションと東京都は2017年に覚書に署名し、国際金融センターとしての地位を高め、市場間の相互接続を強化するという目的を共有するなど特別な関係にある旨、また、日英間の協力関係を更に強化することや、より多くのグローバルな金融サービス企業を日本に誘致するための議論を行うべく訪日する旨述べました。

デイブ・ラムズデン・イングランド銀行副総裁は、G7広島サミット及びG7財務大臣・中央銀行総裁会議において、経済・金融部門の強靱性の確保に焦点が当てられたことを賞賛する旨、また日英間の金融規制当局や中央銀行による協力関係はますます強化されており、日英両国が、経験や専門知識を共有し、両国の金融サービス業界を支援・発展させることを願う旨、そして今後もこの協力関係を継続し、ともに金融分野における理解を深めていく上で、本レセプションは重要な機会となる旨述べました。

本レセプションには、英国政府関係者、イングランド銀行関係者、シティ・オブ・ロンドン関係者のほか、当地で活動する金融機関や専門サービス提供者、業界団体等の関係者ら、合計約190名が参加しました。

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