国際海事機関(IMO)理事会選挙カテゴリーA 日本がトップで再選

令和5年12月1日
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12月1日、林肇駐英国日本国大使・日本国政府国際海事機関(IMO)常駐代表は、当地IMO本部にて開催中の第33回IMO総会に出席し、同日実施されたIMO理事国選挙(2024年~2025年)の投票に際し、我が国政府代表団を代表して理事国としての抱負を発言するとともに、同理事国選挙の投票を行いました。投票の結果、日本は、カテゴリーA(海運主要国)において得票数トップで再選され、我が国は来年以降もIMO理事国として同機関の活動に積極的に関わっていくことになりました。

また、同投票に先立つ11月29日、林大使は、在英国日本国大使館において、日本が1958年以来IMO理事国として果たしてきた役割や、脱炭素化、自動運航船に係る取組など、国際海事分野における日本の貢献を直接に訴えるため、IMO関係者を招いたレセプションを開催しました。

林大使は冒頭の挨拶において、IMO本部が1982年に現在の場所(ロンドン・ランベス)に移転するまで、IMO本部は現在の日本国大使館に所在していたというエピソードに触れつつ、安全や環境などの海事分野の発展における日本の強い意志や能力、今後の国際海運の脱炭素化に向けた議論への日本の貢献などに言及し、日本への支持を訴えました。

本レセプションには、各国からのIMO代表者やIMO事務局長を含む海事関係者ら合計約280人が参加しました。

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