令和6年天皇誕生日祝賀レセプションの開催について

令和6年2月28日
          


          


        


        


        


        
2月27日及び28日の二日間にわたり、林肇駐英国日本国大使夫妻の主催により、天皇誕生日祝賀レセプションを、在英国日本国大使館において開催しました。ハント財務大臣、キャメロン外務・英連邦・開発大臣を含む英国政府高官、トラス前首相を含む各党の英国議会議員、リード最高裁判所長官ら司法関係者、王室関係者、ラダキン国防参謀総長ら軍関係者、当地外交団、エモット英国日本協会会長ら日英交流団体関係者、学術・文化・スポーツ・メディア関係者、当地で活動する企業・団体等の関係者など、両日併せて300名以上の参加を得ました。

冒頭、オックスフォード大学マートン・コレッジの聖歌隊による日英両国の国歌合唱に続き、林大使から挨拶を述べました。林大使は、まず、天皇陛下が64歳のお誕生日をお迎えになったことに祝意を述べるとともに、チャールズ3世国王陛下と天皇陛下の間で、元日の能登半島地震、国王陛下がご病気で治療中であることについて、それぞれお見舞いのメッセージが送られたことは、我が国の皇室及び英国王室の双方が、心が躍る時にも心が痛む時にも、お互いと共に在るということを示しており、両国の絆をも象徴するものであったと感じた旨言及しました。

また、昨年は国際社会が深刻な挑戦に見舞われた厳しい年であったものの、我が国と英国との関係において、非常に重要な進展が数多く見られた、豊かで実り多い特別な一年であったことに触れました。その上で、日英の政府間・国会議員間・司法関係者間の協力、日英の企業間の双方向の投資拡大及び連携強化、社会・文化活動を振り返り、本年も引き続き、日英パートナーシップを一層強化するべく、来賓の皆様からの支援を得たい旨呼びかけました。

加えて27日には、ハント財務大臣、キャメロン外務・英連邦・開発大臣、ラダキン国防参謀総長からそれぞれ祝賀挨拶とともに、日本と英国の共通点や連携の深さが強調し、日本との関わりについての個人的なエピソードも紹介されました。28日には、エモット英国日本協会会長及びコータッツィ元駐日英国大使夫人からそれぞれ祝賀挨拶があり、我が国の皇室及び英国との長きに亘る深い交流の歴史に触れつつ、日英友好関係のますますの発展を祈念しました。また、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の三笘選手からは、ビデオメッセージが寄せられました。

また、今次レセプションにおいては、日本の地方に焦点を当て、多くの地方自治体や企業、関係団体等の協力の下、各地の名産品等を提供するブースやいけばな及び盆栽の展示、茶道の体験コーナーなども設置しました。招待客らは、日本酒や日本産ワイン、和食などを楽しみつつ、多面的な角度から我が国の魅力に触れる機会となりました。

今次レセプションにおける成果も踏まえ、本年も、在英国日本国大使館として日英関係の進展に尽力してまいります。

協賛地方自治体・企業等一覧

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