在外公館長表彰 – ジェラルディン・トーマス教授

令和6年7月4日
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7月4日、林肇駐英国日本国大使は、ジェラルディン・トーマス教授(元インペリアル・カレッジ・ロンドン教授・元チョルノービリ甲状腺組織バンク所長)に対する在外公館長表彰を行いました。
 
トーマス教授は、東京電力福島第一原子力発電所の事故後、放射線被ばくのリスクについて人々の理解を助けるために、長年にわたり専門家として多大な貢献をしてきました。同教授は、福島にも足を運び、地元住民が放射線被ばくのリスクや甲状腺スクリーニング検査の必要性について正しく理解できるよう、積極的にコミュニケーションを図りました。
 
林大使は、トーマス教授の一連の功績を称え、放射線被ばくのリスクに関する明確なコミュニケーションを科学的な調査に基づき提供する同教授の能力は、日本にとってかけがえのないものであり、またこの問題に対する国際的な理解向上にも貢献したとして感謝を述べました。

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