能の上演会の開催

令和6年9月25日
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9月25日、在英国日本大使館は、現在当館で開催中の「能楽」展の関連イベントとして、能の上演会を開催し、林肇駐英国日本国大使夫妻が「能楽」展共催者らと共に出席しました。

能は、600年を超える歴史を持つ日本の代表的な伝統芸能で、2001年ユネスコ無形文化遺産に指定されました。現存する世界最古の舞台芸術ともいわれ、日本国内のみでなく海外でも広く演じられ、様々な舞台芸術に影響を与えてきました。25日の上演会では、日英両国の能楽関係者により、伝統的な原作を現代的にアレンジした2つの演目が演じられました。

上演会の冒頭、林大使は、日本人の誇りでもある能を高く評価し、その価値を認める人々がここ英国に多くいることは大変喜ばしく、在英国日本大使館で能を上演し、その美しさを堪能していただけることは非常に光栄だと述べました。また、林大使は、この伝統を現代に引き継ぎ、日英両国そして日本と世界における文化の架け橋となっている演者らに敬意を表し、文化は国と国の絆を深める重要な要素であり、この上演会が文化を通じて日英両国の相互理解と文化交流をさらに促進することへの期待を表明しました。

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