外国人叙勲 – リチャード・ジョーンズ・ハチェット氏

令和6年10月4日
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10月4日、林肇駐英国日本国大使は、駐英国日本国大使公邸において、令和6年春の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した、リチャード・ジョーンズ・ハチェット氏への叙勲伝達式を行いました。

ハチェット氏は、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI:Coalition for Epidemic Preparedness Innovations)のCEOとして、新型コロナウイルス発生初期段階からワクチン開発に関する資金拠出を主導し、日本のみならず世界の新型コロナウイルス対策に大きく貢献しました。また、CEPIは、日本医療研究開発機構(AMED)・先進的研究開発戦略センター(SCARDA)と、情報共有を主とした連携を強化するためのMOCを締結し、日本のワクチン開発能力向上に寄与しています。

林大使は、ハチェット氏の功績に触れた上で、ハチェット氏とCEPIがこれからも世界の健康を守り、必要なイノベーションを推進する上で主導的な役割を果たし続けることを確信している旨を述べ、国際保健分野における日本への協力及び日本の国際保健政策の発展に寄与したハチェット氏を讃えました。

これに対して、ハチェット氏は、日本は長年グローバルヘルスのリーダーであり、CEPIの最大出資国の1つであることを述べるとともに、日本の様々な有識者や機関と連携してきたことに対する感謝を述べました。

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