外国人叙勲 – クリストファー・フランシス・パッテン卿

1月30日、鈴木浩駐英国日本国大使は、駐英国日本国大使公邸において、令和6年秋の外国人叙勲で旭日大綬章を受章したクリストファー・フランシス・パッテン卿への叙勲伝達式を行いました。

パッテン卿は、香港総督（1992年～1997年）として日本と香港、日本と英国の関係強化に尽力した他、欧州委員会委員（1999年～2004年）として、日・EUの戦略的パートナーシップの発展に寄与しました。また、オックスフォード大学総長（2003年～2024年）在任中は、日産日本問題研究所を中心とした日本研究の発展等、日英間の学術、人的、文化交流の促進に貢献しました。特に昨年は、天皇皇后両陛下の御訪英において、両陛下をオックスフォード大学にお迎えし、その際オックスフォード大学は皇后陛下に名誉博士号を授与しました。

さらに、開館前の2015年から昨年まで、ジャパン・ハウス　ロンドンの立上げと発展に大きく貢献した他、2009年以来、世界的な芸術賞である高松宮殿下記念世界文化賞の国際顧問を務めています。

式典において鈴木大使は、長年にわたって日英間の関係強化及び友好親善に寄与されたパッテン卿に、敬意と感謝の意を表しました。

パッテン卿は、日英両国が継続して良好な関係を維持・発展してきていることに対する喜びを述べ、これまで支えてくれた人々に感謝の意を表しました。