日英法律家レセプションの開催について

令和7年2月3日
     

     

2月3日、鈴木大使夫妻は、英日法律協会との共催で、在英国日本国大使館において日英法律家交流レセプションを開催しました。同レセプションは、日英法律家の相互理解と交流を促進する目的で開催され、今回で6回目の開催となり、リード英国最高裁判所長官を始めとする英国司法関係者、英国政府・議会関係者、学術関係者等に加え、英国に在住又は滞在している日本人裁判官、検察官、弁護士等約120名の参加がありました。

冒頭の歓迎挨拶において、鈴木大使は、主賓のリード英国最高裁判所長官の就任以降、司法分野における日英協力が年々深化していることを紹介した上で、ロシアのウクライナ侵略による法の支配が挑戦を受ける中、戦略的利益と基本的価値を共有する日英が法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守るために一層協力していくことが重要であることを強調しました。

続いて、リード長官から、日本の最高裁判所の招へいによる訪日の経験等に触れつつ、日英は互いに学び合う関係であると述べた上で、先般の進展として外国法事務弁護士制度の改正に触れつつ、今後も、相互に有益な関係を続けていくことが重要である旨述べました。

ホプキンス英日法律協会共同代表は、英日法律協会の目的や、法の支配の重要性について述べた上で、互いに類似の課題を有する両国が、様々な分野で協力していくことへの期待を述べました。

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