被爆80年・被爆者とユースの英国訪問

令和7年6月16日
img
img
img
広島・長崎の被爆から80年を迎える本年、被爆の実相を世界に広めるための取組を一層強化するべく、外務省から「非核特使」に任命された広島の被爆者である八幡照子さんと飯田国彦さんが英国を訪問しました。同じく非核特使で、被爆者の体験を継承する活動を行うユース、井上つぐみさん、増本夏海さん、八幡恵さんも一緒に、ロンドンにて講演等を行いました。

6月15日、同5名はジャパン・ハウス ロンドンを訪れ、英国の高校・大学に通うユースと交流しました。交流への参加者は、被爆者から直接、その体験について聞いた他、核廃絶や平和について意見交換しました。

6月16日、鈴木浩駐英国日本国大使は同5名の表敬を受け、平和のための活動を激励しました。また、ウェストミンスター寺院を訪れ、平和を祈念して折られた千羽鶴を受け取りました。

同16日、被爆者とユースはジャパン・ハウス ロンドンにて被爆体験や平和活動についての講演を行い、被爆直後の惨状や、被爆者が体験した数々の苦しい体験、核廃絶と平和への強い思いについて語りました。