令和7年度自衛隊記念日レセプションの開催について

令和7年9月8日
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9月8日、鈴木浩駐英国日本国大使の主催により、在英国日本国大使館において令和7年度自衛隊記念日レセプションを開催しました。

本レセプションには、ロンドン内外から英国防省・英国軍、外交団、防衛産業等約200名の関係者が参加しました。

鈴木大使は、ロシアによるウクライナ侵攻3年半が過ぎ、自由・民主主義・人権という共通の価値観のための戦いの重要性について触れ、このための日本の支援について述べました。今日のウクライナは明日のアジアとなるかもしれないという危機感のもと、インド太平洋と欧州・北大西洋の安全保障は不可分であり、協力を一層強化することが重要であると強調しました。

鈴木大使はまた、直近の英空母プリンス・オブ・ウェールズの日本への寄港は「自由で開かれたインド太平洋」への揺るがないコミットメントであると述べました。あわせて、「グローバス戦闘航空プログラム(GCAP)」における日英伊の強い協力について述べ、ゲームチェンジャーとなる同機の2035年の調達開始という目標に言及しました。また、海上・航空分野での協力に加えて、サイバー防衛における協力についても述べました。

鈴木大使はさらに、英国は欧州における日本の最も緊密な安全保障上のパートナーであり、英国も同様であると述べ、来年の日英2+2への期待を寄せました。

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