鈴木大使の北ウェールズ訪問
令和7年12月10日
12月9日から10日にかけて、鈴木浩駐英国日本国大使は、本年を通して開催されているウェールズ政府と日本との国際交流イベント「ウェールズ&日本2025」の一環で北ウェールズを訪問し、モーガン・ウェールズ政府首席大臣と意見交換を実施したほか、トヨタUKのディーサイド工場、コンウィ城及びモスティン・ホールをそれぞれ見学・視察しました。




モーガン首席大臣との会談
鈴木大使は、10日、モーガン首席大臣と会談し、ウェールズ日本年の重要な成果を確認すると共に、この取組を来年以降の日ウェールズ関係につなげていくために、経済・文化分野における協力のあり方等について、幅広く意見交換を行いました。
トヨタ・ディーサイド工場の視察
鈴木大使は、10日、モーガン首席大臣と共にトヨタUKのディーサイド工場を訪問し、同工場内の車体用エンジンの生産ライン等を見学し、トヨタのネットゼロに向けた取組及び地域に対する同工場の社会経済的貢献について説明を受けるとともに、トヨタ関係者と意見交換を行いました。また、同工場内にて、「ウェールズ日本年」記念盤が設置されました。
コンウィ城の訪問
鈴木大使は、10日、モーガン首席大臣と共に英国の世界遺産であるコンウィ城を訪問し、ウィレッツ・コンウィ市長らコンウィ市関係者から、コンウィ城の歴史及び姫路城との姉妹城関係の締結等日ウェールズ自治体交流について説明を受けるとともに、コンウィ城の城郭を見学しました。
モスティン・ホールの見学
鈴木大使は、9日、モスティン男爵が保有するモスティン・ホールを訪問し、モスティン家が長きにわたって有する日本とのつながりについて説明を受けると共に、モスティン・ホールの歴史に関する展示を見学しました。また、モスティン卿との間で北ウェールズ地方における日ウェールズ交流のあり方等について意見交換を行いました。