英国で働いたことがある方へ(英国年金制度における最低加入期間の変更について)
平成28年7月20日
※こちらは、英国年金制度に関するお知らせです。
- 2016年4月6日以降に英国の年金受給年齢に達し、英国の公的年金(State Pension)を受給するには、National Insurance に通算10年以上加入していることが条件となりました。この変更は、英国年金制度の大改正に伴うものです。詳細は、英国政府のホームページで確認して下さい。2016年4月5日以前に英国の年金受給開始年齢に達する場合には、現行の制度が適用されます。これに該当する方は、現在日本にお住まいの場合でも、英国基礎年金の受給が可能です。詳細は、こちらで確認して下さい。
- 英国における年金受給開始年齢は、(1)女性の受給開始年齢が2010年から2020年にかけて65歳まで段階的に引き上げられ、(2)2024年から2046年にかけて男女とも68歳に引き上げられますのでご留意下さい。State Pension Age Calculatorによって、ご自身の受給開始年齢を算定できます。
- その他
- (1)英国での仕事を終えて日本に帰国されるときは、当局(The Pension Service又はHM Revenue & Customs' National Insurance Contributions Office)に帰国後の住所を届け出るよう英国政府は勧奨しています。この場合、英国政府は年金受給開始年齢に達する4ヶ月程度前に、届け出た住所宛に申請用紙を郵送します。年金受給開始年齢に達する3ヶ月前までに、用紙が届かない場合には、International Pension Centreにお問い合わせ下さい。
- (2)年金は英国の銀行口座、もしくは在住国の銀行口座に振り込まれます。
- 照会先等
- (1)英国在住の在留邦人の方で受給申請される方はこちらを参照して下さい。
- (2)英国外にお住まいの邦人の方でご質問等がある場合はInternational Pension Centreにお問い合わせ下さい。