2月28日、当館において、東京農工大学と英国・ブライトン大学共催によるセミナー『日本とイギリスにおける産学連携の発展』を開催しました。今回の開催は、2007年1月両国首脳会談の共同声明において合意された「科学・技術・イノベーション分野における協力」を促進する取り組みの一環として実現したものです。
本セミナーでは、両国間の国際産学連携の促進を図ることを目的とし、高等教育とビジネスの相互作用(産学連携)について、両国における状況を考察するとともに、両国企業、政府、財団からの参加者に対し、東京農工大学とブライトン大学における産学連携および新技術の開発の実例を紹介しました。参加者として、イングランド高等教育助成会議(HEFCE)、科学イノベーション庁(OSI)、王立協会(The Royal Society)、日本学術振興会(JSPS)、日本貿易振興機構(JETRO)など日英の政府・公的機関、日英の民間企業などから約60名が出席しました。また、セミナー後のレセプションでは、参加者同士が、和やかに歓談しつつ産学連携に欠かせないネットワークの拡大に努められていました
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