英国高速鉄道プロジェクト(アシュフォード)車両基地の開所式
2007年10月3日
開所式で挨拶する野上大使 |
10月2日、英国アシュフォードにおいて、日立製作所が受注したドーバー海峡トンネル連絡線高速連絡鉄道車両プロジェクトの車両基地の開所式が、英国ルース・ケリー運輸大臣、野上義二在英日本国大使他の出席の下で行われました。
開所式のスピーチにおいて、ケリー運輸大臣は、「新型車両を前にして感動している。通勤の利便性が格段に向上するとともに、ストラトフォードのオリンピック会場(2012年開催予定)へのアクセスも便利になる」と述べました。また、野上大使は、「日立は、ハイブリッド・ディーゼルなど環境分野での技術力を生かして、今後益々英国で貢献できると思う」と述べました。
この高速鉄道用車両は、最高速度225km、29編成・174両となっており、契約総額は、約650億円です。2009年12月には、ロンドン・セントパンクラス駅からユーロスター用の新路線を活用し、英国南東部地域での運用が開始されることになっています。これにより通勤などの利便性が格段に向上することが期待されています。
運転席にすわるケリー運輸大臣 |
日立関係者よりブリーフィングを受ける野上大使とケリー大臣 |
日本企業支援
|