AIと共に学ぶ作文教育:自律性と協働性をつなぐ視点
*Please note that information about this seminar is only available in Japanese.
【研修本編】
※この時期は夏時間が終了しています。お住まいの国との時差にご注意ください!
【研修アフタートーク】
※アフタートークの申し込みは研修本編にてお知らせいたします。
講師:李在鎬(り じぇほ) 先生 (早稲田大学大学院, 日本語教育研究科, 教授)
主な著書:
※第7章「ことばのコーパス分析」を執筆
※第12章「テクノロジーは日本語学習をなくすのか」を執筆
講師からのメッセージ:
第二言語としての作文教育は、これまでプロセス・アプローチやジャンル・アプローチを中心に発展してまいりましたが、近年は生成AIの登場により、大きな転換点を迎えております。AIは学習者に即時的なフィードバックや多様な表現例を提示し、語彙の拡充や文章構成の習得を支援してくれます。その一方で、過度な依存によって自律的な学習の機会が失われてしまうというリスクも抱えています。
本講演では、まず第二言語ライティング研究の理論的枠組みを整理し、その中にAI活用を位置づけてご紹介いたします。次に、学習者の作文を評価する活動を通して、「書く力」とは何かという問題を考えてまいります。また、生成AIを用いた実際のシステムも体験していただきながら、AI活用の可能性と課題について皆さまと一緒に考えていきたいと思います。最後に、AIを排除するのではなく「共作者」や「コーチ」として取り入れる視点から、今後の作文教育における教師の役割や教育デザインの可能性を展望いたします。
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お申込み: こちらから
※締め切り: 2025年11月2日(日)
お問合せ: 国際交流基金マドリード日本文化センター nihongo.kyoshi@jpf.go.jp
みなさまのお申込みをお待ちしております!
Booking Essential| Admission Free