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マドリード日本文化センター発 第17回日本語教育オンライン研修: AIと共に学ぶ作文教育:自律性と協働性をつなぐ視点

AIと共に学ぶ作文教育:自律性と協働性をつなぐ視点

*Please note that information about this seminar is only available in Japanese.

【研修本編】 

  • 日時: 20251114日(金)10時~12時 (中央ヨーロッパ時間) 

 ※この時期は夏時間が終了しています。お住まいの国との時差にご注意ください! 

【研修アフタートーク】 

  • 日時: 20251128日(金)10時~11時 (中央ヨーロッパ時間) 

※アフタートークの申し込みは研修本編にてお知らせいたします。 

講師:李在鎬(り じぇほ先生 (早稲田大学大学院日本語教育研究科教授) 

主な著書: 

  • AIで言語教育は終わるのか?: 深まる外国語の教え方と学び方』(共著くろしお出版, 255月) 
  • 『社会の中のことば』(シリーズ〈ことばの認知科学〉朝倉書店, 2410月)

 ※第7章「ことばのコーパス分析」を執筆 

  • 『日本語学習は本当に必要か』(編村田晶子・神吉宇一明石書店, 242月) 

 ※第12章「テクノロジーは日本語学習をなくすのか」を執筆 

  • 『データ科学×日本語教育』(ひつじ書房, 2111月)

講師からのメッセージ: 
 第二言語としての作文教育は、これまでプロセス・アプローチやジャンル・アプローチを中心に発展してまいりましたが、近年は生成AIの登場により、大きな転換点を迎えております。AIは学習者に即時的なフィードバックや多様な表現例を提示し、語彙の拡充や文章構成の習得を支援してくれます。その一方で、過度な依存によって自律的な学習の機会が失われてしまうというリスクも抱えています。 
 本講演では、まず第二言語ライティング研究の理論的枠組みを整理し、その中にAI活用を位置づけてご紹介いたします。次に、学習者の作文を評価する活動を通して、「書く力」とは何かという問題を考えてまいります。また、生成AIを用いた実際のシステムも体験していただきながら、AI活用の可能性と課題について皆さまと一緒に考えていきたいと思います。最後に、AIを排除するのではなく「共作者」や「コーチ」として取り入れる視点から、今後の作文教育における教師の役割や教育デザインの可能性を展望いたします。 

 

  • 共催: 国際交流基金 欧州拠点(ロンドン日本文化センター、ケルン日本文化会館、パリ日本文化会館、ローマ日本文化会館、ブダペスト日本文化センター) 
  • 形式: オンライン(ZOOM 
  • 対象: 欧州在住の日本語教師を優先しますが、他地域からもご参加できます 

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お申込み: こちらから 

※締め切り: 2025112() 

お問合せ: 国際交流基金マドリード日本文化センター  nihongo.kyoshi@jpf.go.jp 

 

みなさまのお申込みをお待ちしております! 


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