1 「長州ファイブ」は,幕末期に長州藩から英国に派遣され,UCL(ユニバーシティ・カレッジ・オブ・ロンドン)などに留学した長州藩士で,伊藤俊輔(博文)(初代総理大臣:「日本の憲法制定の父」,「議会政治の父」,「政党内閣の父))井上聞多(馨)(初代外務大臣:「近代日本外交の父」),山尾庸三(「日本の工業の父」),野村弥吉(井上勝)(「日本の鉄道の父」),遠藤謹助(「近代日本の造幣の父」)を指します。5人が鎖国の禁を犯して命がけで横浜を出港したのが1863年5月,英国に到着したのが同年11月(いずれも旧暦)であり,2013年はその150周年に当たります。
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