在外公館で旅券(パスポート)及び証明を申請する際の戸籍謄本の提出について

令和7年3月25日

3月24日(月)から、新規発給、記載事項に変更がある場合等の旅券(パスポート)及び戸籍謄本の提出を必要とする証明(出生証明、婚姻証明等)を申請する際、紙の戸籍謄本に代わり、日本の市町村窓口やマイナポータル上で取得した「戸籍電子証明書提供用識別符号」(以下、「符号」)を提示いただくことが可能となります。本運用により、日本から紙の戸籍謄本原本を取り寄せる負担の軽減が期待されます。



  1. 3月24日(月)当地時間午前0時 より、当館では申請者が当館に提出する「符号」で戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を確認することが可能となります。これにより戸籍謄本原本の提出を必要とする旅券(パスポート)の新規申請や婚姻証明などにおいて、紙の戸籍謄本の原本提出が不要になります。(従来どおり、紙の戸籍謄本での提出も可能です。)

    ※「戸籍電子証明書提供用識別符号」は、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(16桁の数字、有効期間3か月)です。マイナポータル上(無料)又は市町村窓口(有料)で取得ができます。「符号」の取得に関する詳細は各市町村のHP等でご確認ください。


    ※行政手続における戸籍電子証明書の利用について(法務省)
    https://www.moj.go.jp/content/001434764.pdf

    ※マイナポータル上での「符号」の取得方法は、以下のサイトを参照してください。
    https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0236.html

  2. 「在留届オンライン(ORRネット)」から旅券や証明のオンライン申請をする場合は、あらかじめ取得した符号を申請画面で入力することにより、戸籍電子証明書をオンラインで提出できます。また、窓口申請では、市町村発行の識別符号通知書の提示か、口頭(メモ)などで符号を提供していただくことが可能です。